「新芽、つぼみ」そのスペシャルな部位
ジェモセラピーの「ジェモ」とは
ラテン語を語源とし
ジェモの「gem」は貴重な石、「gemma」は新芽、つぼみ
これら2つの意味からきているといわれます。
古代の人は蕾(つぼみ)を生命の起点として大切なものとして捉えていました。
1950年ポール・ヘンリー医師(ベルギー)は
植物の成長エネルギーがRichな部位としての新芽や蕾について研究を始めて
1970年代に1つの療法として体系化。
その後新芽には植物幹細胞とされる成分(メリステムなど)が含まれることなど知見が積み重なっていきました。
ジェモセラピーは植物療法のひとつです。
「植物由来はセルフケアに適しています」
蕾(つぼみ)や新芽には
花、葉、茎、となる未分化の細胞のおおもと、が含まれます。
植物がこれから開花、成長するための植物ホルモン様成分、
ビタミン、酵素、微量元素などが自然のかたちで含有されています。
ジェモセラピーは、
蕾や新芽から抽出したエッセンスを水で希釈して飲むという形態でセルフケアにとりいれます。
体に不足している成分をジェモで補う、というよりも
自然界の中でバランスを欠いたものを調整し
その個体のポテンシャルの範囲内で最適化する植物療法です。
いき過ぎる、多すぎる、やり過ぎる、などの過剰のおそれが少なく
赤ちゃん、お子さん、ご高齢の方、ペットでも
セルフケアとして取り入れることができます。
とり方の一例として
朝晩コップ1杯のお水に約15滴いれて水をのみます。
「おすすめジェモブランド」
セルフケアには安心安全なジェモを使いたいですね。
Herbiolys(エルビオリス)のジェモエッセンスは
全ての工程において無農薬、有機栽培で育てられた植物を原材料に使用しています。土壌の無汚染、保護地区での有機栽培、などフランス政府の厳しい基準をクリアしたABマークの認可を受けている製品です。
(ABマークとは「Agriculture Biologique」の略で
フランス政府の厳しい基準をクリアした、栽培から商品加工にいたる全ての工程で、添加物などを一切含まない製品にのみ使用することが許されています。)
また、自然界の樹木、植物から新芽、つぼみをいただく際に、
保護作り手の植物療法士のみなさんが植物と対話し
その摘みとる時期、タイミング、量、時間帯などを考えながら
大地に感謝し、笑顔でひとつひとつ丁寧に手摘みしています。
「心地よいねむりをサポートするジェモ」
植物1つ1つにおのおのの個性があります。
固有のエネルギーをまとっているのですが、
植物の組み合わせ(ブレンド)で、人体への特定のケアをサポートする目的のもとブレンド製品が研究のもと、既にうまれています。
睡眠については「ソムノリス」
というブレンドされたジェモエッセンスがあります。
心地よい眠りへのサポートには、
入眠のタイミング、中途覚醒の有無、早朝覚醒、活動時間帯の過度なストレスへの応答反応、自律神経系の安定など
いくつものタグがかかわっていますので
自分のセルフケアに最適なジェモも
ミックス、あるいはシングル、の中から見つけることができるかもしれません。
植物のやさしく賢い働きを垣間見ることで
処方薬だけではないケア道具を試してみたいと思うのではないでしょうか。